アメリカ4大スポーツの1つ、 メジャーリーグベースボール(MLB)の球団数は30チーム。
この中で、どのチームのユニフォームがいちばんカッコイイと思われているのか?
ランキング形式でご紹介します。
ベースとなっているのは、2022年7月から2023年のスポーツ記事6つ。(最後にリンクがあります。)
全てをまとめて集計しました。
それでは早速、
- MLBかっこいいユニフォームランキング(2023年度版)
- 1チームにユニフォームは何種類ある?
をご覧ください。
MLBユニフォームがかっこいいチーム21位〜30位
最下位の球団から順にご紹介します。
全順位:6サイトの順位を羅列しています
30位:アリゾナ・ダイヤモンドバックス
全順位:30 28 28 27 27 30
本拠地:アリゾナ州フェニックス
設立:1998年
ほぼ最下位に近い順位ばかりで、非常に人気が無いのがうかがえます。
以前の紫と青緑を使ったデザインは良かったのに、という意見がありました。
29位:クリーブランド・ガーディアンズ
全順位:27 30 27 19 30 23
本拠地:オハイオ州クリーブランド
設立:1894年
こちらも最下位に近い順位が半分以上を占めています。
2022年にクリーブランド・インディアンスから改名した際、デザイン一新のチャンスでしたが、採用されたのは同じデザインでした。
28位:シンシナティ・レッズ
全順位:26 26 23 21 28 25
本拠地:オハイオ州シンシナティ
設立:1881年
20位以下の順位が集まっています。
文字通りレッズ、赤いユニフォームは力強さを表していて、一部の人には好評ですが、マンネリ感があるようです。
27位:タンパベイ・レイズ
全順位:28 27 24 24 21 21
本拠地:フロリダ州セントピーターズバーグ
設立:1998年
20台前半の順位が多くなっています。
爽やかさを演出する青と白で構成されていますが、デビルレイズ時代の虹色を懐かしむ声がありました。
26位:ロサンゼルス・エンゼルス
全順位:22 22 19 25 29 24
本拠地:カリフォルニア州アナハイム
設立:1961年
1つ29位というのがありましたが、他は20位前後です。
赤の他にはグレーと白があり、赤い袖でシャープに見え、ロゴもスタイリッシュな印象を与えます。
25位:ヒューストン・アストロズ
全順位:29 25 22 13 25 27
本拠地:テキサス州ヒューストン
設立:1962年
最高は13位、残りは20台後半が多めです。
シンプルなカラーリングは賛否が分かれます。
脇のカラフルさは、かつてのレインボーショルダーのユニフォームの名残でしょうか。
24位:コロラド・ロッキーズ
全順位:15 18 30 28 13 26
本拠地:コロラド州デンバー
設立:1993年
真ん中辺の順位が半分、残り半分は最下位寄りです。
余りに普通で、ドキドキしないと言われています。
しかしシティコネクトの下記のユニフォームは個性的です。
シティコネクトユニフォーム:
MLBのユニフォーム供給元であるナイキ社と、各都市の共同の企画で作られたユニフォームです。
23位:ワシントン・ナショナルズ
全順位:23 21 12 29 15 29
本拠地:ワシントンD.C.
設立:1969年
順位は低めが多いですが、半分より上位もあり、好みが分かれているようです。
2022年に出たシティコネクトユニフォームでは、大きく「WSH」とあり、桜が描かれています。
22位:マイアミ・マーリンズ
全順位:21 29 29 23 2 22
本拠地:フロリダ州マイアミ
設立:1993年
2位が1つ以外は、20位以下、最下位近くに2つの順位です。
上位に入っていた理由は、シティコネクトユニフォームがお洒落だったから、カラフルで個性的で、フロリダの雰囲気が反映されています。
21位:ミネソタ・ツインズ
全順位:20 24 26 14 26 13
本拠地:ミネソタ州ミネアポリス
設立:1901年
21位付近の順位が集まっています。
2023年にユニフォームを刷新しました、帽子に「TC」のロゴが残っています。
TC:本拠地であるミネアポリス市と、対岸の州都セントポール市が「Twin Cities(双子都市)」と呼ばれていることから。
ちょっと関連性を感じますね、ユニフォームと人気球団…↑
ここで、ランキングからちょっと離れて、MLBのユニフォームの種類についてお話しします。
MLB、1チームにユニフォームは何種類ある?
2023年にMLBは、ユニフォームの新ルールを導入しました。
それにより、
各チームが着用できるのは5種類まで
となりました。
- ホーム用:チームカラーが特徴
- ビジター用:ホーム用と異なるカラーとデザイン
- 代替1
- 代替2
- シティコネクト
の5種類になります。
代替ユニフォームには、
- サニーユニフォーム:主にデイゲームや夏季の試合で使用される、明るいカラーのユニフォーム
他のユニフォームと比べて素材やデザインが異なる場合もある - レトロ/サービスユニフォーム:チームの過去のデザインや特定のテーマに基づくユニフォーム
特別なイベントや記念試合で着用するチームもある - プラクティスユニフォーム:練習やウォームアップ時に使用されるユニフォーム
よりシンプルなデザインや素材で作られている
などがあります。
チームによっては、シーズン毎に新しいものを導入することもあります。
2022年に6つのユニフォームがあったマリナーズは、新ルールにより、2種類減らしました。
逆に4種類もユニフォームを持たないチームもあります。
(例えばニューヨーク・ヤンキースは2種類だけ。)
また、ホーム用は白を基調、ビジター用はグレーを基調というイメージでしたが、最近はそうでも無くなっています。
要は、試合の時に相手チームと色が重ならなければオーケーです。
面白いですね!
では20位から11位です!
MLBユニフォームがかっこいいチーム11位〜20位
20位: テキサス・レンジャーズ
全順位:24 23 3 26 19 28
本拠地:テキサス州アーリントン
設立:1961年
3位という高順位以外は、20位近く、下の順位が多いです。
青と赤の組み合わせは目を引きますが、特に特徴がなく中途半端、均一性に欠けているという意見がありました。
19位:ニューヨーク・メッツ
全順位:18 17 17 20 18 16
本拠地:ニューヨーク州ニューヨーク
設立:1962年
10台後半から20位に集中して集まっています。
黒の代替ユニフォームもカッコイイと人気です、特にメッツのロゴが好きな人が多いです。
18位:カンザスシティ・ロイヤルズ
全順位:19 19 20 17 10 18
本拠地:ミズーリ州カンザスシティ
設立:1969年
10台後半が多めです。
よく映えるロイヤルブルー、青と白のデザインは清潔感があり、シンプルながら魅力的、代替のパウダーブルーも好まれています。
17位: ピッツバーグ・パイレーツ
全順位:10 13 7 22 24 19
本拠地:ペンシルベニア州ピッツバーグ
設立:1882年
1桁、10台、20台と評価が分かれています。
2022年に筆記体を復活させ、黒の代替ユニフォームはシンプルながらも個性的なデザインで、一部の人からは高く評価されています。
16位: デトロイト・タイガース
全順位:25 3 21 12 16 11
本拠地:ミシガン州デトロイト
設立:1894年
20台もありますが、1桁、10台前半でほぼ半分のこの順位です。
タイガースはホームの白と、遠征のグレーの2種類しかありません。
シンプルなデザインが特徴で、オレンジ色のロゴが目を引きます。
15位:シアトル・マリナーズ
全順位:11 12 16 8 23 17
本拠地:ワシントン州シアトル
設立:1977年
1桁から20台まで満遍なく揃っています。
グレーのユニフォームがない数少ないチームのひとつです、代替もシティも素敵な色合いでシンプルかつ洗練された印象を与えます。
14位:ミルウォーキー・ブリュワーズ
全順位:14 14 13 4 20 20
本拠地:ウィスコンシン州ミルウォーキー
設立:1969年
4位と高順位もありましたが、20位が2つでこの真ん中の順位です。
クリーム色のホーム、代替とシティの色も綺麗、個性的で見た目がクールと言われています。
13位:シカゴ・ホワイトソックス
全順位:12 15 25 18 7 7
本拠地:イリノイ州シカゴ
設立:1900年
1桁が2つ、20台もありますが、高めの順位となりました。
胸のロゴがお気に入り、またシティコネクトの「Southside」の文字と黒と白のピンストライプもお洒落と評判です。
12位:ボルチモア・オリオールズ
全順位:17 11 15 11 17 12
本拠地:メリーランド州ボルチモア
設立:1901年
1桁はありませんが、20台も無く、10台前半が多く占めています。
クラシックで堅実、オレンジと黒の組み合わせは鮮やかで目を引きます、帽子の鳥の絵も可愛いと言われています。
11位: アトランタ・ブレーブス
全順位:7 9 18 30 3 14
本拠地:ジョージア州アトランタ
設立:1871年
1桁が3つ、何故か最下位がひとつ。
古き良き南部と、都会的なイメージが掛け合わさったイメージは、クラシックで力強い印象を与えます。
いよいよベスト10です。
MLBユニフォームがかっこいいチーム1位〜10位
10位:ボストン・レッドソックス
全順位:9 20 11 5 22 6
本拠地:マサチューセッツ州ボストン
設立:1901年
1桁台が半分、20台2つが足を引っ張ってこの順位です。
シンプルながら鮮やかなカラーリングが人気、赤が芝生に映えます。
ボストン・レッドソックスは長い歴史のあるチームで、ユニフォームには豊かな伝統と誇りが込められています。
9位:フィラデルフィア・フィリーズ
全順位:8 10 8 7 9 16
本拠地:ペンシルベニア州フィラデルフィア
設立:1883年
1桁が4つ、ベスト5はありませんが、総じて高い評価です。
赤と白を基調としたデザインで、赤いキャップやストッキングとの組み合わせが特徴的です。
特別なイベントや記念日に合わせて代替ユニフォームを使用することもあり、ファンやコレクターの間で人気を集めています。
8位:シカゴ・カブス
全順位:4 16 14 3 11 8
本拠地:イリノイ州シカゴ
設立:1876年
1桁は3つですが、その内の2つはベスト5以内です。
シンプルでクラシックなデザインが特徴で、青が美しい完璧なユニフォームです。
大きな「C」のロゴも完璧。
7位: サンフランシスコ・ジャイアンツ
全順位:5 6 5 15 14 9
本拠地:カリフォルニア州サンフランシスコ
設立:1883年
1桁が4つ、その内ベスト5が2つ、とても人気の高いユニフォームです。
オフホワイトを着ている唯一のチームで、とても美しい、本当に素晴らしいと絶賛です。
黒とオレンジの組み合わせも良いです。
6位:ロサンゼルス・ドジャース
全順位:6 5 10 10 12 5
本拠地:カリフォルニア州ロサンゼルス
設立:1883年
1桁は3つ、ベスト5が2つ、全体的に評価が高くなっています。
シンプルで洗練されたデザインが特徴で、ナンバーが赤なのが好まれています。
ドジャースのホームユニフォームは、80年間ほとんど変わっていません。
5位:サンディエゴ・パドレス
全順位:16 4 6 9 1 10
本拠地:カリフォルニア州サンディエゴ
設立:1969年
1桁が4つ、その内の1つはトップです。
2020年にリニューアルし、史上最高のユニフォームが考案されました。
ホームの白いピンストライプは綺麗だし、サンドブラウンのビジター用も素晴らしいです。
一方で、シティコネクトは安っぽいとの意見があります。
4位: トロント・ブルージェイズ
全順位:13 8 2 6 8 1
本拠地:オンタリオ州トロント
設立:1977年
5つが1桁、その内に1位と2位があります。
鮮やかなブルーを基調としたユニフォームは清潔感があり、ブルージェイズのロゴが特徴的です。
ブルージェイズはカナダ唯一のメジャーリーグベースボールチームであり、国内外の多くのファンから愛され、ユニフォームは球団の象徴として親しまれて支持を受けています。
3位: セントルイス・カージナルス
全順位:1 2 1 16 5 2
本拠地:ミズーリ州セントルイス
設立:1882年
5つが1桁、その内で1位と2位が2つずつという人気です。
とにかく褒める言葉が多く、ホームのホワイト:完璧、ビジターのグレー:完璧、代替のクリーム色:完璧、代替のブルー:最高っ!!という感じです。
ロゴの鳥も皆、大好きです。
2位:ニューヨーク・ヤンキース
全順位:3 7 4 2 6 4
本拠地:ニューヨーク州ニューヨーク
設立:1901年
全てが1桁、1位はありませんが、ベスト5が4つもあります。
ニューヨーク・ヤンキースはホーム用とビジター用の2種類しかユニフォームを持っていません。
ピンストライプは1915年から着用されていて、胸のロゴは1936年からという伝統的なものです。
シンプルでクラシックなデザインは、多くの人から高く評価されています。
1位:オークランド・アスレチックス
全順位:2 1 9 1 4 3
本拠地:カリフォルニア州オークランド
設立:1901年
全てが1桁、1位が2つ、1つを除いて全てベスト5という大人気ユニフォームです。
代替の鮮やかなグリーンとダークグリーンがとにかく美しいと大評判、これまでで最高のユニフォームのひとつと言われています。
オークランド・アスレチックスは移転計画があり、名称変更の可能性が高いですが、配色は残して欲しいという声が多いです。
※ここで使われている写真は全て:©️Wikimedia Commons/画像に変更を加えておりません
参考:
JUST BASEBALL Audacy USA Today
PhillyVoice BleacherReport The Big Lead
まとめ
MLBユニフォームかっこいいランキング!2023 全チーム画像付、いかがでしたでしょうか。
- 10位:ボストン・レッドソックス
- 9位:フィラデルフィア・フィリーズ
- 8位:シカゴ・カブス
- 7位:サンフランシスコ・ジャイアンツ
- 6位:ロサンゼルス・ドジャース
- 5位:サンディエゴ・パドレス
- 4位:トロント・ブルージェイズ
- 3位:セントルイス・カージナルス
- 2位:ニューヨーク・ヤンキース
- 1位:オークランド・アスレチックス
(ベスト10だけ)という結果でした。
ユニフォームは好みで分かれるので、順位もサイトによって様々でしたが、上位に入るチームには納得できる要素があるように思えました。
皆様のご意見はいかがでしょう。
数年後に?また調べてみたいと思います。