(2024年11月にデータ更新!)
NBA、MLB、NHL、NFLがアメリカの4大スポーツです。
では、
4大スポーツで一番平均年収が高いのはどこでしょう?
最低年収は?
最高年収は?
この記事では、そんな疑問にお答えします!
平均年収では、
世界プロスポーツリーグの平均年俸ランキング15
をご紹介します。
どこの国の、どんなスポーツが入っているでしょうか。
日本は?
最後に、稼ぎの良いスポーツ関連の仕事についてもランキング形式でお話します。
儲かるスポーツ関連のお仕事ベスト10
です。
世界プロスポーツリーグの平均年俸
為替レートはデータ作成時の値です。
2023年~2024年の平均的な為替レートは、1ドル=140円~150円くらいです。
参考にした資料は、最後に記しています。
1位 | NBA(北米のバスケットボール) | 約700万ドル | 約8.0億円 |
2位 | MLB(北米の野球) | 約400万ドル | 約5億円 |
3位 | EPL(イングランドのサッカー) | 約350万ドル | 約4.5億円 |
4位 | IPL(インドのクリケット) | 約310万ドル | 約4.0億円 |
5位 | La Liga(スペインのサッカー) | 約300万ドル | 約3.8億円 |
6位 | NFL(北米のフットボール) | 約270万ドル | 約3.5億円 |
7位 | NHL(北米のアイスホッケー) | 約250万ドル | 約3.2億円 |
8位 | Serie A(イタリアのサッカー) | 約200万ドル | 約2.7億円 |
9位 | Bundesliga(ドイツのサッカー) | 約180万ドル | 約2.4億円 |
10位 | SPL(サウジアラビアのサッカー) | 約170万ドル | 約2.2億円 |
11位 | Ligue 1(フランスのサッカー) | 約150万ドル | 約2.0億円 |
12位 | MLS(北米のサッカー) | 約80万ドル | 約1.0億円 |
13位 | NPB(日本の野球) | 約4700万円 | |
14位 | J-League(日本のサッカー) | 約3100万円 | |
15位 | K League 1(韓国のサッカー) | 約2800万円 |
1位は、アメリカのバスケットボールでした。
群を抜いて高いです。
スター選手は1シーズンで数十億円を稼ぐこともあります。
アメリカの4大スポーツがベスト10に入っています。
子供達が憧れるのも分かりますね。
これを見ると、日本のチームはもっとあげても良いのかな?と思えてきます。
最近ではアメリカの5大スポーツとも言われるMLS(サッカー)は12位でした。
でも世界でのサッカー人気の高さ!
世界中のサッカーが入ってきているという感じですね。
参考:Global Sports Salaries Survey (GSSS)
SalarySport
WSN (World Sports Network)
では、最低年俸と最高年俸に行きましょう!
アメリカ4大スポーツリーグの最低年俸と最高年俸 2024
NBA(バスケットボール)
最低年俸(2024-25)
ルーキー:約116万ドル(約1億7400万円)
経験1年:約187万ドル(約2億800万円)
経験2年:約209万ドル(約2億3300万円)
経験10年以上:約331万ドル(約3億6900万円)
最高年俸(2024-25)
$55,761,216(約86.3億円)ステフィン・カリー
参考:NBA Minimum Salaries For 2024/25
MLB(野球)
最低年俸(2024)
$750,000(約1億1000万円)
最高年俸(2024)
$70,000,000(約108億3000万円)大谷翔平
NHL(アイスホッケー)
最低年俸(2024–2025)
$775,000(約1億1500万円)
最高年俸(2024–2025)
$16,700,000(約25.8億円)オーストン・マシューズ
NHL(アイスホッケー)には、他のスポーツにはない団体交渉協定があり、給与の上限を設定しているそうです。
そのため、パフォーマンスボーナスを受ける資格があるプレーヤーには制限があります。
NFL(フットボール)
最低年俸(2024)
$795,000(約1億2000万円)+経験年数により増額
団体交渉協定の一環で、最低年間給与は毎年$45,000増えているそうです。
スゴイ!
最高年俸(2024)
$86,250,000(約133.5億円)ダック・プレスコット
参考:2024 NFL Official League Financials
最高年俸は、どこも変わらずスゴイですね!
(アイスホッケーも凄いのに、比べると低く感じてしまう…。)
では次に、今までの話を踏まえて、
スポーツ関連の仕事をするなら、どの仕事を選ぶのが良い?
というお話です。
年収が高いスポーツ関連の仕事
次の10種のお仕事がランクインです。
- バスケットボール選手
- 野球選手
- ホッケー選手
- フットボール選手
- スポーツブロードキャスター
- スポーツコーチ
- スポーツエグゼクティブ/ジェネラルマネージャー
- サッカー選手
- スポーツ医師
- アンパイア/レフリー
ひとつずつ見ていきましょう。
1位 バスケットボール選手
やはり一番はNBAでしょう!
選手はチームで定期的に練習し、シーズンには通常の82試合だけではなく、優勝チームとのプレイオフなども含まれています。
急速に変化するゲームで、競争力のあるパフォーマンスに必要な最高のコンディションを維持するためには、厳しいトレーニングが必要です。
選手はたとえ負傷してチームから離れても、契約後は引き続き保障を受けることができます。
2位 野球選手
MLB、メジャーリーガーも素晴らしいです!
シーズンには162試合とプレーオフがあるので、選手はツアースケジュールに対処しないとなりません。
多くのエキスパートは、打撃がスポーツの中でも難しい課題だと言っています。
何故なら、打撃のスキルは練習を怠るとすぐに鈍ってしまうからです。
アメリカのプロ野球選手のほとんどは、240以上のマイナーリーグでプレイしています。
月に千ドルから3千ドルというかなり低い報酬、しかも人気リーグチームに入れる保証はありません。
しかし大学や高校からドラフトされた上位100人の選手は、50万〜200万ドルのボーナスを貰っています。
3位 ホッケー選手
NHLが3位です。
82試合とプレーオフに耐える、高いレベルのコンディションを維持する必要があります。
スケート、パックのハンドリング、シューティングスキルを練習で洗練します。
アメリカとカナダのほとんどのプロホッケー選手は、150以上のマイナーリーグでプレイしています。
マイナーリーグのレベルに応じて、年間4万〜9万ドルの報酬が支払われています。
4位 フットボール選手
NFLが4位にきました!
フットボールは高速で衝突するスポーツで、怪我がとても多いです。
選手は怪我を治すために、物理療法やその他の治療環境でかなりの時間を費やします。
最近では外傷性脳損傷がとても増えていて、NFLでは練習中の選手同士の接触に制限を設けています。
選手キャリアの平均は、主要スポーツの中では最短の、わずか3.5年です。
それでもアメリカでは最も人気があります。
フットボールの登録者は他のスポーツよりもはるかに多く、53人です。
そのため、給与はたくさんの選手で分けないとなりません。
NFLの契約では、現シーズンを超えてまで保証されていないので、チームは能力を失った選手を報酬を与えずに切ることができます。
5位 スポーツブロードキャスター
引退した選手がよくやっていますね!
スポーツのブロードキャスターは、スポーツのライブイベントでチームやアスリートの解説をします。
選手のパフォーマンスや個人的関心を研究、勉強して、放送に準備します。
現在のスポーツの動向と、ユーモアのセンスも必要です。
アメリカの上位10のスポーツキャスターは、2017年、平均500万ドル(約5.5億円)を稼いでいます。
6位 スポーツコーチ
引退後にコーチになる選手も多いですね!
コーチの役割と報酬は、競技のレベル(高校、大学、マイナーリーグ、プロ)で変わります。
コーチはスキルと戦略を開発し、強化する練習セッションを編成します。
相手チームの長所と短所、チームとどのようにマッチするかを分析し、最適なパフォーマンスにするため指導します。
アメリカの上位25の大学コーチは、平均500万ドル(約5.5億円)を稼いでいます。
プロのコーチでも、2016年、500万ドル以上稼いでいます。
一方で、小規模な大学や高校では、かなり少ない収入になります。
7位 スポーツエグゼクティブ/ジェネラルマネージャー
んん?どんなお仕事でしょう?
ジェネラルマネージャーは、コーチとスタッフを雇います。
チームの強みと弱みを評価し、選手をドラフトし、他チームとの取引を調整します。
また選手や代理店との契約交渉をします。
スポーツエグゼクティブは、スポンサーシップとプロモーションの取り決めの開発を監督します。
トップスポーツエグゼクティブの平均年俸は43万5千ドル(約4800万円)です。
トップジェネラルマネージャーの平均年俸は200万ドル以上(約2.2億円)です。
8位 サッカー選手
MLSの出現でアメリカでも人気となったサッカーです!
サッカー選手は、ボールのハンドリングとパスするスキルを維持、向上させ、速いペースに対応するために、定期的な練習が必要です。
MLSの平均給与は上昇していますが、ヨーロッパのリーグには遠く及びません。
またアメリカの男性と女性のプロサッカー選手でも大きく差異があります。
9位 スポーツ医師
これは違ったルートでのアプローチですね。
スポーツ医師は、スポーツ選手の診断と治療に特化しています。
怪我の性質と程度を診断し、リハビリテーションプログラムを設計して、アスリートの回復を促進します。
運動や栄養療法のための医学的影響について、コーチや選手にアドバイスし、トレーニングも提供します。
試合にも出席し、怪我をした時に、試合を続けてもいいかを判断します。
スポーツ医師の平均年俸は、2017年、$217,115(約2400万円)です。
10位 アンパイア/レフリー
こういうのもありました!
アンパイアとレフリーは、スポーツのルールを勉強し、状況に即座に対応する必要があります。
バスケットとホッケーでは、一緒にコートやリンクを走り回らないといけないので、体力も必要です。
プロのアンパイアとレフリーは、シーズン中、都市から都市へと移動します。
集中力、優れた視力、迅速な反応、健全な判断が不可欠です。
選手、コーチ、ファンの批判にも怯まず、落ち着いた感情のコントロールも必要です。
メジャーリーグのアンパイアは、12万ドル(約1300万円)から始まり、最終的には35万ドル(約3900万円)まで昇級します。
NFLのレフリーは、20万ドル(約2200万円)です。
NHLは、11万ドル(約1200万円)から36万ドル(約4000万円)の間です。
NBAのレフリーは、15万ドル(約1700万円)から55万ドル(約6000万円)です。
まとめ
アメリカスポーツ選手の平均・最低・最高年俸、年収が一番高いのは?、いかがでしたでしょうか。
- 平均年俸はNBA、バスケが群を抜いて高い
- 次がMLBの野球
- 最低年俸もNBA、バスケが一番高い
- 反対に一番低いのはMLB、野球
- 最高年俸はNFLの約133億円だが、野球も約108億円と高い
- そこで、年収が高いスポーツ関連の仕事ベスト10は、バスケ選手、野球選手、ホッケー選手…と続きます
でした。
フットボール選手よりも、ホッケー選手の方がオススメ度が高いのは何故?と思ったのですが。
怪我で選手生命が短いから? でしょうか。
生涯年収が下がりそうですよね…って、スポーツやる人は、お金よりも遣り甲斐なんだろうなと思いますけど。
運動神経に恵まれていなかった私には、スポーツ関連のお仕事につくなんて考えたこともありませんでしたが。
想像してみるのは、ちょっと楽しいですね。