アメリカのキャラクターと言えば、奇抜なイメージのものが多いですね。
アメリカのアニメ、カートゥーンに出てくる動物や人は、とってもユーモラス!
一度見たら忘れられない印象を残すキャラも^^
日本でも昔からよく放送されていたこともあり、名前は分からなくても、見たことある!というキャラクターがたくさんいるのではないでしょうか。
この記事では、2019年のliveabouto.comの記事から、
歴代のカートゥーンキャラクタートップ50
をお送りします。
国民的キャラクターから、アメリカ人しか知らないようなマイナーキャラまで!
画像付きでドンと50キャラをお楽しみください。
※記事内の画像はAmazon.co.jp及びAmazon.comのものです。クリックでアマゾンに飛びます。
歴代カートゥーンキャラクタートップ20
まずはトップ20!
アメリカらしいお馴染みのキャラクターが並びます。
1位:バッグス・バニー
世界で一番有名なウサギです。
1940年のワーナーブラザーズのカートゥーン『野生のバニー(Wild Hare)』でデビューしました。
口癖は「どったのセンセー?(What’s up, Doc?)」
ミッキー・マウスと共演したこともあります。
アメリカのカートゥーン!って感じですよね^^
2位:ホーマー・シンプソン
『ザ・シンプソンズ』の主人公で、シンプソン家の夫、40歳です。
1987年の『トレイシー・ウルマン・ショー』内で短編アニメとして家族と一緒にデビューしました。
2年後の1989年からTVシリーズが始まり、今も人気番組です。
『ザ・シンプソンズ』出演の声優さんは、エピソードごとに30万ドルも貰っているそうです!
3位:ミッキーマウス
ウォルト・ディズニーの言葉 「全ては、一匹のネズミから始まった」
1928年の『蒸気船ウィリー』でデビューしました。
声はウォルト自身が担当しています。
いちばん印象的なのは、1940年の『ファンタジア』でしょう。
こちらでのトップももちろん…??↓
4位:バート・シンプソン
『ザ・シンプソンズ』の長男で、小学4年生、10歳です。
学校の成績は良くないけれど、スケートボードは天才的。
『ザ・シンプソンズ』では1つを除いて全てのエピソードに出ています。
タイム誌の表紙を飾ったこともあります。
5位:チャーリー・ブラウン
1947年にチャールズ・M・シュルツの漫画『リル・フォークス』でデビューしました。
1950年から連載された『ピーナッツ』の前身となる漫画です。
主人公で、スヌーピーの飼い主です。
スヌーピーより上なのがアメリカらしい?!
6位:フレッド・フリントストーン
『原始家族フリントストーン』の主人公で、フリントストーン家の大黒柱です。
原始時代のサラリーマン、デビューは1960年と古いです。
日本ではレイクALSA(カードローン)のイメージキャラクターに採用されたこともあります。
フレッド・フリントストーンがいなければ、ホーマー・シンプソンやピーター・グリフィンも存在しなかったと言われています。
お父さんキャラの主役ですね。
7位:グリンチ
1957年のドクター・スースの絵本『いじわるグリンチのクリスマス』の主人公です。
ドクター・スースのキャラクターで、グリンチほど成功したキャラクターはいません。
アメリカではサンタクロースに並ぶクリスマスの代名詞で、1966年、2000年、20018年と3回映画化されています。
見た目、可愛くないけど人気なのがアメリカっぽい^^;
8位:ポパイ
1929年にエルジー・クリスラー・シーガーの漫画『シンブル・シアター』の脇役としてデビューしました。(連載開始は1919年。)
4年後にはアニメーション化され、1960年代にはTVシリーズも作られました。
ホウレンソウを食べると超人的パワーを出すポパイと、恋人のオリーブ、同じ水兵で恋敵のブルートの3人が中心のコメディです。
缶を手でギュッと潰してホウレンソウを食べるシーンが好きでした。
ちなみにホウレンソウ缶、ちゃんと売ってます↓
味は…ホウレンソウがグチョグチョで、日本人なら美味しくないと思います^^;
煮込み料理に使うなら良いかな?
9位:ワイリー・コヨーテ
1949年にワーナー・ブラザースの短編『Fast and Furry-ous』でデビューしました。
英語では「Wile E. Coyote」で、「E」はルーニー・テューンズのコミック本の「Ethelbert」号から来ています。
ロードランナーを捕まえて食べようとしますが、決して成功することはない可哀想なコヨーテです。
ロードランナーよりコヨーテなんですね!
10位:ロッキー&ブルウィンクル
1959年にTV番組『Rocky and His Friends』でデビューしました。
ムササビのロッキーと、ヘラジカのブルウィンクル、2匹のコメディです。
2匹の他にも、スパイのボリスとナターシャ、話す犬ミスター・ピーボディと少年シャーマンなども有名なキャラクターになっています。
これ初めて聞きました。
日本では放送してないようですね。
11位:スポンジ・ボブ
1999年にTV番組『スポンジ・ボブ』でデビューしました。
見た通りの黄色いスポンジで、主人公。
海洋生物学者が作ったキャラクターです。
12位:エリック・カートマン
1997年にTV番組『サウスパーク』でデビューしました。
肥満体型のドイツ系アメリカ人の小学4年生。
主人公である少年4人のひとりで、差別主義者で性格が悪いです。
13位:ダフィー・ダック
1937年に『ポーキーのダックハント』でデビューしました。
黒ガモで、『ルーニー・テューンズ』の初期から終了する前年の1968年まで活躍していました。
人気があり、1972年以降も短編アニメや映画に出ています。
トップは、もちろん…??↓
14位:ポーキー・ピッグ
1935年に『I Haven’t Got a Hat』でデビューしました。
丸々と太り、「Th-th-th-that’s all folks!」とどもった話し方をしていましたが、進化をしてスリムになり、道化師から気の利いた豚になりました。
『ルーニー・テューンズ』で最も古いキャラクターです。
13位のダフィー・ダックのデビュー作『ポーキーのダックハント』のポーキーは、この豚さんです!
15位:スクービー・ドゥー
1969年に『Scooby-Doo, Where Are You!』でデビューしました。
飼い主のシャギー達4人とミステリー事件を解決する1話完結のアニメーションで、当時のアメリカの子供達が必ず観ていた番組です。
日本でも『弱虫クルッパー』のタイトルで放送されていました。
こちらでもランクインしてます。
このリストにはない犬キャラがたくさん!!↓
16位:近眼のマグー(ミスター・マグー)
1949年に『The Ragtime Bear』でデビューしました。
裕福で小柄な老人ですが近眼で、そのことからトラブルに巻き込まれます。
1960年にTVアニメーション、1997年には実写映画も作られています↓コレ。
こう見えて?俳優の仕事もしているそうです…!
17位:ビーバス・アンド・バットヘッド
1992年にMTVの『Liquid Television』でデビューしました。
ティーネイジャーの少年2人のコメディで、声は2人とも原作者が演じていました。
TV放送ではミュージシャンのPVが合間に流れ、それを褒めたり貶したりする毒舌が売りです。
18位:ファット・アルバート
1972年にTVアニメーション『Fat Albert and the Cosby Kids』でデビューしました。
コメディアンのビル・コスビーが60年代後半から企画していたキャラクター で、声も担当。
キャッチフレーズは「Hey, hey, hey!」です。
19位:ベティ・ブープ
1930年に『まぶしい皿(Dizzy Dishes)』でデビューしました。
大人向けのカートゥーンキャラクターで、セックスシンボルとして活躍。
1988年の映画『ロジャー・ラビット』では半世紀振りに銀幕復活もしました。
20位:ジョージ・ジェットソン
1962年に『宇宙家族ジェットソン』でデビュー、主人公(父親)です。
ハンナ・バーベラ・プロダクションが『原始家族フリントストーン』に続いて制作。
1980年代半ばにTV番組復活、1990年には長編映画にもなりました。
そろそろ知らないキャラクターが出てきましたか?
続いて21〜50位です。
歴代カートゥーンキャラクタートップ21〜50
30キャラクターを一気にご紹介します。
21位:ピンクパンサー
1964年に実写映画『ピンクの豹』のオープニングアニメーションでデビュー、すぐに人気になりました。
初の主演アニメーション『The Pink Phink』はアカデミー賞を受賞。
1969年にはTVシリーズも始まり、長期に渡る人気です。
22位:ガンビー
1953年に南カリフォルニア大学のフィルムプロジェクトとして作られました。
緑色のヒューマノイドと馬のポーキーのクレイアニメーションは、NBCの目に留まり、1955年にシリーズが開始。
35年に渡る放送の人気長寿番組となりました。
23位:アンダードッグ
ゼネラル・ミルズ社のシリアル商品に描かれたのが始まりです。
1964年にアニメーション化され、人気が出ました。
24位:シルベスター&トゥイーティー
トゥイーティーのデビューは1942年のワーナー・ブラザース『ネコたちの大作戦』、シルベスターは1945年の『Life with Feathers』で、2匹が共演するようになったのは1947年『Tweetie Pie』です。
この作品はアカデミー賞を受賞しました。
25位:スピード・レーサー
60年代、70年代に子供時代を過ごしたアメリカ人の多くが、『スピード・レーサー』とマッハ5を覚えています。
日本アニメの『マッハGoGoGo』が輸入されたもので、大人気となりました。
26位:ジョシーとプッシーキャッツ
1970年からTV放送されました。
日本でのタイトルは『ドラドラ子猫とチャカチャカ娘』です。
2001年には『プッシーキャッツ』のタイトルで実写映画化もされました。
27位:ヘッケルとジャッケル
1946年にデビューした、2羽のカササギのアニメーションです。
日本でも放送され、東京芝浦電気のCMキャラクターに使われました。
28位:トップキャット
1961年からTV放送されたハンナバーバラ作品で、日本でのタイトルは『ドラ猫大将』。
主人公の猫は、お金を稼ぎたいと思っている路地猫ギャングリーダーです。
29位:レンとスティンピー
1991年からTV放送された過激なチワワと太った猫のブラックコメディ。
子供が好む下品で汚いネタ満載で、カルト的ファンをゲットしました。
30位:くまのプーさん
お馴染み、くまのプーさんはディズニーが権利を購入して以来、ずっと人気です。
1970年代の『プーさんの大あらし』『プーさんとはちみつ』『プーさんとティガー』はアメリカで特に愛されています。
31位:アーサー
ツチブタが主役の、4〜8歳の子供向け教育番組です。
1996年から放送が始まり、今でもPBS KIDSチャンネルの主要ラインナップです。
32位:ビル(スクールハウス・ロック)
1973年から2009年まで放送された、ABCチャンネルの子供向け教育番組です。
文法、科学、数学、歴史と幅広く扱い、ビルは巻紙の名前で、下院から上院へ、最後に法律となった回のキャラクターです。
「I’m Just a Bill」の曲が人気でした。
33位:スペース・ゴースト
1966年にハンナ・バーバラ製作のアニメーションでデビュー、宇宙空間で悪と戦いました。
1994年、人間のゲストにインタビューをする、大人向けアニメーションパロディトークショーで再び人気となりました。
34位:ヨギ・ベアとブーブー・ベア
これもハンナ・バーバラ製作のアニメーション、デビューは1958年ですが、1961年から『ヨギ・ベア・ショー』のタイトルで放送されました。
ブーブーは子熊ですが、親子ではありません。
35位:マイティ・マウス
1942年から1943年に、『スーパー・マウス』のタイトルで、劇場用アニメーションが公開されました。
1944年からマイティに改名、1955年にはTV放送もされました。
36位:ドナルドダック
1934年に『かしこいメンドリ』でデビュー、同年にはミッキーマウスとの共演もしています。
1943年には主演の『総統の顔』でアカデミー賞を受賞。
37位:アルビン
1958年に『アルビンとチップマンクス』でデビューしたシマリスのキャラクターです。
仲間2匹と一緒にバンドを組み、歌った歌は大ヒット、何度もアニメーション化され、映画もあります。
38位:ウッディー・ウッドペッカー
1940年に『キツツキとパンダ一家』でデビューしたキツツキのキャラクターです。
トラブルを起こしまくり、甲高い笑い声が特徴的、後期では親しみやすいキャラに変更されました。
39位:トムとジェリー
1940年に『上には上がある』でデビュー、当時の名前はジャスパーとジンクスでした。
アカデミー賞を何度も受賞しているアニメーション作品です。
40位:ボリスとナターシャ
ボリスとナターシャは、アメリカ人が見る冷戦中のロシア人が反映されたキャラクターです。
1959年に『The Adventures of Rocky and Bullwinkle and Friends』でデビューしました。
10位のロッキー&ブルウィンクルに出ていたキャラです!
41位:フィリックス・ザ・キャット
おそらくこのリストで最も古いキャラクターで、1919年にデビューしました。
1928年には長編映画にも出演するほど人気を得た最初のカートゥーンキャラクターです。
42位:アンジェリカ・ピクルス
1991年に『ラグラッツ』でデビューした、主人公のいとこの3歳の女の子です。
いちばん意地悪で、いちばん喋ります。(他の子は赤ん坊です。)
43位:パワーパフガールズ
1998年にデビューした、スーパーパワーを持った3人の幼稚園児です。
新シリーズが2016年に始まり、2019年まで放送していました。
44位:スパイダーマン
1962年に漫画デビュー、1967年にアニメーション化されました。
何度もアニメーション化もされている人気キャラクターです。
45位:ジャングル・ジョージ
1967年にデビュー、1997年に実写化もされています。
日本では『ゆかいなターザン』のタイトルでアニメ放送されました。
46位:スーパーマン
1938年に漫画デビュー、1941年にアニメーション映画化されました。
ご存知、アメリカを代表するスーパーヒーローです。
47位:バットマン
1939年に漫画デビュー、1967年にTVアニメーション化されました。
実写化の方が早く、1943年に映画化されています。
48位:ダリア
1993年にMTVの『ビーバス・アンド・バットヘッド』でデビューしました。
1997年にはスピンオフの『ダリア』シリーズも生まれた学生キャラです。
49位:ワンダーウーマン
1941年に漫画デビュー、1973年にTVアニメーション『スーパーフレンズ』にメンバーのひとりとして登場しています。(バットマンの右側)
実写ドラマ化は1974年、単独出演番組は少ないキャラクターです。
50位:ボビー・ヒル
『キング・オブ・ザ・ヒル』に登場する主人公夫婦の一人息子です。
1997年にデビュー、2010年まで放送されました。
まとめ
アメリカのキャラクター!ランキングでアニメの歴代トップ50を紹介、いかがでしたでしょうか。
ベスト10は、
- 1位:バッグス・バニー
- 2位:ホーマー・シンプソン
- 3位:ミッキーマウス
- 4位:バート・シンプソン
- 5位:チャーリー・ブラウン
- 6位:フレッド・フリントストーン
- 7位:グリンチ
- 8位:ポパイ
- 9位:ワイリー・コヨーテ
- 10位:ロッキー&ブルウィンクル
でした。
私的には、よく知っているキャラから、見たことのあるキャラ、全然知らないキャラまで、幅広く入ってるなと思いました。
きっと回答した世代によっても変わるのでしょうね。
アメリカの昔のカートゥーン、荒削りな造りでしたが、子供にはとても面白かった印象です。
懐かしいキャラも含めて、楽しんでいただけたら幸いです^^