ラシュモア山の大統領と行き方、観光スポット紹介

ラシュモア山国立記念公園(ラシュモアさんこくりつきねんこうえん)、英語だと、マウントラシュモア・ナショナル・メモリアル・パーク。

山一つ使って刻まれた、アメリカの歴代大統領4人の顔が有名ですね。
CMなどにも使われ、アメリカのランドマークの1つです。

MAKI

実はちょっと気軽には行けないところにあります。
でもこの目で実際に見てみたい!

で、行ってきました、ラシュモア山。
その時に撮った写真多めで、

  • あの大統領4人は誰なのか?
  • ラシュモア山への行き方
  • 近くの観光スポット

をご紹介します。

これを読むと、ラシュモア山に行きたくなること、間違いなしです!

目次

ラシュモア山の大統領4人

ラシュモア山に刻まれている大統領4人の顔の彫刻。
誰だかわかりますか?

ラシュモア山にある博物館では、この4人の功績や作業資料の展示の他、映画の上映もしています。
内容はダイナマイトを使って彫刻をしたという工事の様子などです。

博物館の様子

ラシュモア山の岩盤はとっても硬いので、ダイナマイトで砕きながらの作業だったそうです。
ダイナマイトを使うなんて豪快!余計に吹っ飛ばしたりしないのか、心配になりますね。

また夜にはライトアップのイベントもあります!

時間の少し前に行くと、目の前の野外ホールでは中央のステージが開いて、ムービーの始まりです。
4人の大統領の生い立ちや功績を、1人ずつじっくりとやります。
字幕が付いていて海外の観光客にも親切設計です。

そして時間になり、いよいよライトアップ!
と同時にムービーは花火の映像に。

盛り上げますね。
「では皆さん、ご起立のうえ、国家斉唱を…」
続いて皆で、アメリカ国歌を高らかに歌うのでした。

実に、アメリカです。

ラシュモア山、行ってみたくなりましたか?

では、次にラシュモア山国立記念公園Mount Rushmore National Memorial Park)への行き方をご説明しましょう!

ラシュモア山の行き方

日本からは、アメリカの主要都市を経由。
サウスダコダ州の

ラピッド・シティ空港

に入ります。
ここから車で小一時間です。

ちなみに本当に田舎で、空港の発着便が1日4便という日も…。
荷物を受け取った人が行ってしまうと、空港内はガラガラだったりします。

ラシュモア山は、キーストーンという町にあります。

駐車場代は2016年現在で10ドル。
これで1年間有効なので、滞在中に何回か行く場合はお得です。

何回も行かないって?
いえいえ、実は、夕方になると逆光になるので、写真は綺麗に撮れません。
写真を撮るなら午前中がオススメ、ライトアップを見るなら夜と、2回は行ける計算です。

瓦礫がたくさん!

また野外ホールの脇から、彫刻の下まで繋がっているトレイルがあります。
足場の悪い場所もありますが、歩きやすいように階段やデッキが作られているので大丈夫。

しかもとても綺麗です!
ここは本当に管理が行き届いていて、ゴミ1つ落ちていません。

下から眺めるラシュモア山もなかなか感動です。
瓦礫があって、ちょっと崩れてきそうな感じです。
あちこちにカメラスポットや大統領の説明もあります。

旅行に行った気分になれる動画があったので、貼っておきますね!

ラシュモア山、ますます行ってみたくなりましたか?
え、行ってみたいけど…?

分かります。
こんなド田舎まで行って、観光がラシュモア山一つだけかあ、というアナタ!
サウスダコタの他の観光スポットもご紹介します。

サウスダコタ観光

まずはラシュモア山からそんなに遠くないところにある、

クレイジー・ホース記念碑(Crazy Horse Memorial)

アメリカ合衆国の大統領がアメリカを作ったとして彫られているなら、クレイジーホースも!
と対抗して、インディアンたちの希望で作られ始めたものです。
クレイジーホースはサウスダコタ州の原住民、スー族の英雄です。

博物館は全体が木で出来ていて、とても綺麗です。
ムービーでは、スー族の酋長から制作を依頼されたジオルコウスキーさんと、ジオルコウスキーさんのファミリーが一体となって完成させようとしているという内容を紹介します。

クレイジー・ホース記念碑はとにかく大きくて、山一つ分を削っているのですが、ラシュモア山の…16倍くらい?
まだ全然完成していなくて、出来ているのは顔くらいです。

写真の白い彫刻が34分の1のレプリカになります。

最初にダイナマイトを使ったのが1948年、50周年記念の1998年には顔だけ出来ました。

ラシュモア山はほとんどが国の資金で出来たそうですが、クレイジー・ホース記念碑は国からの援助の申し出を断っているそうです。
何十年掛かっても自分たちの力だけで作り上げたいのでしょうね。

こちらも雰囲気の分かる動画を貼っておきます。

入る時にもらえるチラシを見ると、未来のクレイジーホースでは、彫刻の下に湖があったり、インディアンのための大学やメディカル・トレーニング・センターなども作られるようです。

完成した姿が見たいですねー。
私の孫世代辺りだと思いますが^^;

次はラピッドシティーから1時間くらいの距離の公園です。

バッドランズ国立公園(Badlands National Park)

車でざっと見るのにも1時間はかかります。

しかしその景色には感動間違いなし!
ミニ・グランドキャニオンとも言えるような、隆起した地層が美しいです。
しかもずっと身近な感じです。

トレイルもあります。

例えば、化石のトレイル。
イノシシやタヌキ、シカの祖先の化石が展示されています。

そろそろ出口かな、というところにあるトレイルでは、道は山のようになっている場所の裏側へ。

ここは地球?という景色、しかもトレイルは途中で切れて、勝手にどこへでも行けるようになっています。
ざくざくと歩いていく人や、山を上る人もいます。

突然断崖となっている絶壁には、ちゃんと手すりがついてます。
自由に見れる異空間のような公園です。

次は…サウスダコタではなく、お隣のワイオミング州なのですが、ここまできたら、
ぜひ行って欲しい!

映画『未知との遭遇』で有名になりました、

デビルズタワー(Devils Tower)

デビルズタワーは、マグマが固まって出来たものだそうです。
長い年月で周りは浸食され、マグマの塊のこれだけが残ったとか。

デビルズタワーには面白いキオワ族の伝説があります。

7人のインディアンの娘たちが森で遊んでいると、大きな熊が襲ってきました。

彼女たちは木々の間をすり抜けて逃げましたが、熊は追いかけてきます。
もうダメだと思った彼女たちは、低い岩の上にジャンプして、神に祈りを捧げました。

すると岩はどんどん高くなり、彼女たちを空高くへと持ち上げました。
怒った熊は伸びていく岩に飛びつき、岩壁には深い爪跡が残りました。

娘たちはどんどんと天へ押し上げられ、プレアデスの7つの星になりました。

デビルズタワーの岩壁は、本当に熊の爪跡のようになっています。
この写真は私が撮ったものですが、感じが分かりますでしょうか?

デビルズタワーには、タワーを1周出来るトレイルがあります。

デビルズタワーの真下はなかなか怖いです。
何故なら、崩れた岩がそのままゴロゴロしているから。
熊が引っ掻いたような岩肌は、そのままの形でずるずる崩れているそうです。

ここのトレイルは、ラシュモア山のようには整備されていません。
あちこちに黒こげの木が倒れてます。
山道です。
足場が悪いし、坂も多いのでかなり疲れます。

でもデビルズタワーは角度によってかなり見え方が違うので、面白いです。

まとめ

ラシュモア山の大統領と行き方、観光スポット紹介、いかがでしたでしょうか。

  • 彫られている大統領は左からジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルト、エイブラハム・リンカーン
  • ラシュモア山にはラピッド・シティ空港から車で約1時間
  • キーストーンという町にある
  • ラシュモア山国立記念公園にはトレイル、博物館、ライトアップイベントあり
  • 近郊の観光ポイントは、クレイジー・ホース記念碑
  • バッドランズ国立公園
  • デビルズタワーなどがある

でした。

ラシュモア山に行きたくなって欲しいなと思いながら書きました。

今回はほとんどが私の旅行体験記です。
ラシュモア山が大好きだったので、皆さんにも好きになって欲しいなと思いました。

そうそう、サウスダコタでは、バッファロー料理も食べられますよ!
下に詳しく書いた記事リンクを貼っておきます。

サウスダコタは遠いのでなかなか行けませんが、今度は娘を連れて行ってみたいです。

バッファローとオマケで猫についての記事

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