アメリカでは温度を表す時、摂氏ではなく、華氏を使っています。
華氏は、アメリカやイギリスで使われている単位です。
摂氏は、℃、セルシウス度(Celsius)
華氏は、℉、ファーレンハイト度(Fahrenheit)
「今日の温度は72度!」
なんて言われると、え、それってどんな?と思っちゃいますよね^^;
この記事では、
- 摂氏と華氏の違いは基準にあった!
- 計算式と早見表
- 体感早見表が便利!
をお送りします。
摂氏と華氏の違い
2つの違いを分かりやすくまとめてみました。
日本は摂氏に慣れているせいでしょうか。
水が凍る0度と、沸騰する100度は理解できますが、華氏の中途半端な数字には、
一体、何ですか、これは?^^;
と思ってしまいますね。
でも、これ、ちゃんと理由がありました。
ファーレンハイトさん、
- 外の一番低い温度:0 度
- 自分の体温:100 度
にしたのだそうです。
これを摂氏に直すと、
- 外の一番低い温度:-17.8 ℃
- 自分の体温:37.8 ℃
だったのですね。(ドイツ、寒っ)
つまり、
水を基準に考えられた摂氏、人を基準に考えられた華氏
という訳です。
華氏は、病院で体温計をもらって熱を測って、
うわー、100度超えてる!ヤバイ!熱ある〜!
と分かりやすい温度の単位だったという^^
でも気温だと半端で分かりくいことに変わりないですけど。
と思っていたら、体感早見表が便利だという話がありました。
次で見てみましょう。
摂氏華氏早見表と計算式
摂氏から華氏への計算式には、こんなのがあります。
℃ =(5÷9)×(℉ – 32)
逆にするとこんな。
℉ =(9÷5)× ℃ + 32
はあ、そうですか、って感じですよね^^;
暗算は出来そうもないです。
というわけで、早見表を作ってみました。
常識範囲内で使うかなという温度、華氏0度から摂氏50度の表になります。
華氏 | 摂氏 | 華氏 | 摂氏 | 華氏 | 摂氏 |
---|---|---|---|---|---|
0 | -17.8 | 41 | 5 | 82 | 27.8 |
1 | -17.2 | 42 | 5.6 | 83 | 28.3 |
2 | -16.7 | 43 | 6.1 | 84 | 28.9 |
3 | -16.1 | 44 | 6.7 | 85 | 29.4 |
4 | -15.6 | 45 | 7.2 | 86 | 30 |
5 | -15 | 46 | 7.8 | 87 | 30.6 |
6 | -14.4 | 47 | 8.3 | 88 | 31.1 |
7 | -13.9 | 48 | 8.9 | 89 | 31.7 |
8 | -13.3 | 49 | 9.4 | 90 | 32.2 |
9 | -12.8 | 50 | 10 | 91 | 32.8 |
10 | -12.2 | 51 | 10.6 | 92 | 33.3 |
11 | -11.7 | 52 | 11.1 | 93 | 33.9 |
12 | -11.1 | 53 | 11.7 | 94 | 34.4 |
13 | -10.6 | 54 | 12.2 | 95 | 35 |
14 | -10 | 55 | 12.8 | 96 | 35.6 |
15 | -9.4 | 56 | 13.3 | 97 | 36.1 |
16 | -8.9 | 57 | 13.9 | 98 | 36.7 |
17 | -8.3 | 58 | 14.4 | 99 | 37.2 |
18 | -7.8 | 59 | 15 | 100 | 37.8 |
19 | -7.2 | 60 | 15.6 | 101 | 38.3 |
20 | -6.7 | 61 | 16.1 | 102 | 38.9 |
21 | -6.1 | 62 | 16.7 | 103 | 39.4 |
22 | -5.6 | 63 | 17.2 | 104 | 40 |
23 | -5 | 64 | 17.8 | 105 | 40.6 |
24 | -4.4 | 65 | 18.3 | 106 | 41.1 |
25 | -3.9 | 66 | 18.9 | 107 | 41.7 |
26 | -3.3 | 67 | 19.4 | 108 | 42.2 |
27 | -2.8 | 68 | 20 | 109 | 42.8 |
28 | -2.2 | 69 | 20.6 | 110 | 43.3 |
29 | -1.7 | 70 | 21.1 | 111 | 43.9 |
30 | -1.1 | 71 | 21.7 | 112 | 44.4 |
31 | -0.6 | 72 | 22.2 | 113 | 45 |
32 | 0 | 73 | 22.8 | 114 | 45.6 |
33 | 0.6 | 74 | 23.3 | 115 | 46.1 |
34 | 1.1 | 75 | 23.9 | 116 | 46.7 |
35 | 1.7 | 76 | 24.4 | 117 | 47.2 |
36 | 2.2 | 77 | 25 | 118 | 47.8 |
37 | 2.8 | 78 | 25.6 | 119 | 48.3 |
38 | 3.3 | 79 | 26.1 | 120 | 48.9 |
39 | 3.9 | 80 | 26.7 | 121 | 49.4 |
40 | 4.4 | 81 | 27.2 | 122 | 50 |
華氏 | 摂氏 | 華氏 | 摂氏 | 華氏 | 摂氏 |
ファーレンハイトさんは人を基準に華氏を作りました。
でも華氏の0度は、外の1番低い温度でしたよね?
つまり、人の住める場所の温度は、0度から100度に収まるのだそうです。
なるほど〜!目から鱗です
という訳で、次は「華氏の体感早見表」です。
華氏の体感早見表
体感は、寒がりの私モードになっております^^;
華氏 ℉ | 摂氏 ℃ | 体感 |
---|---|---|
〜10 | 〜-12.2 | 寒くて死ぬ |
〜20 | 〜-6.7 | 死にそうに寒い |
〜30 | 〜-1.1 | めちゃめちゃ寒い |
〜40 | 〜4.4 | すごく寒い |
〜50 | 〜10 | 寒い |
〜60 | 〜15.6 | 涼しい |
〜70 | 〜21.1 | 暖かい |
〜80 | 〜27.2 | ちょっと暑い |
〜90 | 〜32.2 | 暑い |
〜100 | 〜37.8 | すごく暑い |
風が吹くだけでも体感温度は変わりますので、参考程度にお願いします。
ちなみに我が家のヒーター。
快適温度は、66〜74℉になっています。
摂氏にすると、19〜23℃って感じですね。
あれ、思ったよりもエコ設定でした…!
今、気づきました^^;
まとめ
摂氏と華氏の違いを分かりやすく説明!変換式と早見表、体感も分かる、いかがでしたでしょうか。
- 摂氏は水を基準に考えられた
- 華氏は人を基準に考えられた
- 計算式はややこしいので早見表が便利
- 華氏を感覚で覚えるには、体感早見表が便利
でした!
私はアメリカに住んで結構経ちますが、華氏よりも摂氏の方がやっぱりピンと来ます。
特に体温は摂氏じゃないとダメですね。
微妙な感じが分かりません。
100度超えだから熱がある!なんて言われると、沸騰しているように思っちゃいます!