アメリカスポーツ選手の平均・最低・最高年俸、年収が一番高いのは?

(2023年3月にデータ更新!)

NBA、MLB、NHL、NFLがアメリカの4大スポーツです。
では、

4大スポーツで一番平均年収が高いのはどこでしょう?
最低年収は?
最高年収は?

この記事では、そんな疑問にお答えします!

平均年収では、

世界プロスポーツリーグの平均年俸ランキング15

をご紹介します。
どこの国の、どんなスポーツが入っているでしょうか。
日本は?

最後に、稼ぎの良いスポーツ関連の仕事についてもランキング形式でお話します。

儲かるスポーツ関連のお仕事ベスト10

です。

目次

世界プロスポーツリーグの平均年俸 2019/2020

この記事では1ドル=135円で換算しています。

スクロールできます
1位NBAアメリカのバスケットボール832万ドル約11.2億円
2位IPL(インドのクリケット)530万ドル約7.1億円
3位MLBアメリカの野球403万ドル約5.4億円
4位EPL(イングランドのサッカー)397万ドル約5.3億円
5位NFLアメリカのフットボール326万ドル約4.4億円
6位NHLアメリカのアイスホッケー269万ドル約3.6億円
7位La Liga(スペインのサッカー)255万ドル約3.4億円
8位Serie A(イタリアのサッカー)223万ドル約3.0億円
9位Bundesliga(ドイツのサッカー)198万ドル約2.7億円
10位Ligue 1(フランスのサッカー)130万ドル約1.8億円
11位CSL(中国のサッカー)121万ドル約1.6億円
12位NPB(日本の野球)88万ドル約1.2億円
13位MLSアメリカのサッカー41万ドル約5500万円
14位J-League(日本のサッカー)33万ドル約4500万円
15位AFL(オーストラリアのフットボール)25万ドル約3400万円
参考:statista

1位は、アメリカのバスケットボールでした。

群を抜いて高いです。

アメリカの4大スポーツがベスト10に入っています。
子供達が憧れるのも分かりますね。

これを見ると、日本のチームはもっとあげても良いのかな?と思えてきます。

最近ではアメリカの5大スポーツとも言われるMLS(サッカー)は13位でした。
でも世界でのサッカー人気の高さ
世界中のサッカーが入ってきているという感じですね。

では、最低年俸と最高年俸に行きましょう!

アメリカ4大スポーツリーグの最低年俸と最高年俸 2022

NBA(バスケットボール)

最低年俸(2022)

ルーキー:$1,017,781(約1.4億円)
経験1年:$1,637,966(約2.2億円)
経験2年:$1,836,090(約2.5億円)
経験10年以上:$2,905,851(約3.9億円)

最高年俸(2022)

$48,070,014(約64.9億円)ステフィン・カリー

Stephen Curry Shooting (cropped)
ステフィン・カリー

MLB(野球)

最低年俸(2022)

$700,000(約9,400万円)

最高年俸(2022)

$43,333,333(約58.5億円)マックス・シャーザー

All-Pro Reels, CC BY-SA 2.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0>, via Wikimedia Commons
マックス・シャーザー

NHL(アイスホッケー)

最低年俸(2022)

$750,000(約1.0億円)

最高年俸(2022)

$12,500,000(約16.9億円)コナー・マクディヴィッド

Connor McDavid 07042015
コナー・マクディヴィッド

NHL(アイスホッケー)には、他のスポーツにはない団体交渉協定があり、給与の上限を設定しているそうです。
そのため、パフォーマンスボーナスを受ける資格があるプレーヤーには制限があります。

NFL(フットボール)

最低年俸(2022)

$705,000(約9,500万円)+経験年数により増額

MAKI

団体交渉協定の一環で、最低年間給与は毎年$15,000増えているそうです。
スゴイ!

最高年俸(2022)

$61,500,000(約83.0億円)マシュー・スタッフォード

All-Pro Reels from District of Columbia, USA, CC BY-SA 2.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0>, via Wikimedia Commons
マシュー・スタッフォード

最高年俸は、どこも変わらずスゴイですね!
(アイスホッケーも凄いのに、比べると低く感じてしまう…。)

では次に、今までの話を踏まえて、

スポーツ関連の仕事をするなら、どの仕事を選ぶのが良い?

というお話です。

年収が高いスポーツ関連の仕事

次の10種のお仕事がランクインです。

  1. バスケットボール選手
  2. 野球選手
  3. ホッケー選手
  4. フットボール選手
  5. スポーツブロードキャスター
  6. スポーツコーチ
  7. スポーツエグゼクティブ/ジェネラルマネージャー
  8. サッカー選手
  9. スポーツ医師
  10. アンパイア/レフリー

ひとつずつ見ていきましょう。

1位 バスケットボール選手

やはり一番はNBAでしょう!

選手はチームで定期的に練習し、シーズンには通常の82試合だけではなく、優勝チームとのプレイオフなども含まれています。

急速に変化するゲームで、競争力のあるパフォーマンスに必要な最高のコンディションを維持するためには、厳しいトレーニングが必要です。

選手はたとえ負傷してチームから離れても、契約後は引き続き保障を受けることができます。

2位 野球選手

MLB、メジャーリーガーも素晴らしいです!

シーズンには162試合とプレーオフがあるので、選手はツアースケジュールに対処しないとなりません。

多くのエキスパートは、打撃がスポーツの中でも難しい課題だと言っています。
何故なら、打撃のスキルは練習を怠るとすぐに鈍ってしまうからです。

アメリカのプロ野球選手のほとんどは、240以上のマイナーリーグでプレイしています。
月に千ドルから3千ドルというかなり低い報酬、しかも人気リーグチームに入れる保証はありません。

しかし大学や高校からドラフトされた上位100人の選手は、50万〜200万ドルのボーナスを貰っています。

3位 ホッケー選手

NHLが3位です。

82試合とプレーオフに耐える、高いレベルのコンディションを維持する必要があります。
スケート、パックのハンドリング、シューティングスキルを練習で洗練します。

アメリカとカナダのほとんどのプロホッケー選手は、150以上のマイナーリーグでプレイしています。
マイナーリーグのレベルに応じて、年間4万〜9万ドルの報酬が支払われています。

4位 フットボール選手

NFLが4位にきました!

フットボールは高速で衝突するスポーツで、怪我がとても多いです。
選手は怪我を治すために、物理療法やその他の治療環境でかなりの時間を費やします。

最近では外傷性脳損傷がとても増えていて、NFLでは練習中の選手同士の接触に制限を設けています。

選手キャリアの平均は、主要スポーツの中では最短の、わずか3.5年です。

それでもアメリカでは最も人気があります。

フットボールの登録者は他のスポーツよりもはるかに多く、53人です。
そのため、給与はたくさんの選手で分けないとなりません。

NFLの契約では、現シーズンを超えてまで保証されていないので、チームは能力を失った選手を報酬を与えずに切ることができます。

5位 スポーツブロードキャスター

引退した選手がよくやっていますね!

スポーツのブロードキャスターは、スポーツのライブイベントでチームやアスリートの解説をします。
選手のパフォーマンスや個人的関心を研究、勉強して、放送に準備します。

現在のスポーツの動向と、ユーモアのセンスも必要です。

アメリカの上位10のスポーツキャスターは、2017年、平均500万ドル(約5.5億円)を稼いでいます。

6位 スポーツコーチ

引退後にコーチになる選手も多いですね!

コーチの役割と報酬は、競技のレベル(高校、大学、マイナーリーグ、プロ)で変わります。

コーチはスキルと戦略を開発し、強化する練習セッションを編成します。
相手チームの長所と短所、チームとどのようにマッチするかを分析し、最適なパフォーマンスにするため指導します。

アメリカの上位25の大学コーチは、平均500万ドル(約5.5億円)を稼いでいます。
プロのコーチでも、2016年、500万ドル以上稼いでいます。

一方で、小規模な大学や高校では、かなり少ない収入になります。

7位 スポーツエグゼクティブ/ジェネラルマネージャー

んん?どんなお仕事でしょう?

ジェネラルマネージャーは、コーチとスタッフを雇います。
チームの強みと弱みを評価し、選手をドラフトし、他チームとの取引を調整します。
また選手や代理店との契約交渉をします。

スポーツエグゼクティブは、スポンサーシップとプロモーションの取り決めの開発を監督します。

トップスポーツエグゼクティブの平均年俸は43万5千ドル(約4800万円)です。
トップジェネラルマネージャーの平均年俸は200万ドル以上(約2.2億円)です。

8位 サッカー選手

MLSの出現でアメリカでも人気となったサッカーです!

サッカー選手は、ボールのハンドリングとパスするスキルを維持、向上させ、速いペースに対応するために、定期的な練習が必要です。

MLSの平均給与は上昇していますが、ヨーロッパのリーグには遠く及びません
またアメリカの男性と女性のプロサッカー選手でも大きく差異があります。

9位 スポーツ医師

これは違ったルートでのアプローチですね。

スポーツ医師は、スポーツ選手の診断と治療に特化しています。
怪我の性質と程度を診断し、リハビリテーションプログラムを設計して、アスリートの回復を促進します。

運動や栄養療法のための医学的影響について、コーチや選手にアドバイスし、トレーニングも提供します。
試合にも出席し、怪我をした時に、試合を続けてもいいかを判断します。

スポーツ医師

スポーツ医師の平均年俸は、2017年、$217,115(約2400万円)です。

10位 アンパイア/レフリー

こういうのもありました!

アンパイアとレフリーは、スポーツのルールを勉強し、状況に即座に対応する必要があります。

バスケットとホッケーでは、一緒にコートやリンクを走り回らないといけないので、体力も必要です。

プロのアンパイアとレフリーは、シーズン中、都市から都市へと移動します。

集中力、優れた視力、迅速な反応、健全な判断が不可欠です。
選手、コーチ、ファンの批判にも怯まず、落ち着いた感情のコントロールも必要です。

メジャーリーグのアンパイアは、12万ドル(約1300万円)から始まり、最終的には35万ドル(約3900万円)まで昇級します。
NFLのレフリーは、20万ドル(約2200万円)です。
NHLは、11万ドル(約1200万円)から36万ドル(約4000万円)の間です。
NBAのレフリーは、15万ドル(約1700万円)から55万ドル(約6000万円)です。

まとめ

アメリカスポーツ選手の平均・最低・最高年俸、年収が一番高いのは?、いかがでしたでしょうか。

  • 平均年俸はNBA、バスケが群を抜いて高い
  • 次がMLBの野球
  • 最低年俸もNBA、バスケが一番高い
  • 反対に一番低いのはMLB、野球
  • 最高年俸はNFLの約83億円だが、バスケも野球も約50億円と高い
  • そこで、年収が高いスポーツ関連の仕事ベスト10は、バスケ選手、野球選手、ホッケー選手…と続きます

でした。

フットボール選手よりも、ホッケー選手の方がオススメ度が高いのは何故?と思ったのですが。

怪我で選手生命が短いから? でしょうか。

生涯年収が下がりそうですよね…って、スポーツやる人は、お金よりも遣り甲斐なんだろうなと思いますけど。

運動神経に恵まれていなかった私には、スポーツ関連のお仕事につくなんて考えたこともありませんでしたが。

想像してみるのは、ちょっと楽しいですね。

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