アメリカの人口は、3億3,400万人を超え(2022年2月)、中国、インドに次で世界第3位です。
そしてこの広大な土地に、人口100万人以上の都市が10以上あります。
この記事では、
アメリカ都市の人口ランキングTOP20
を、日本の政令都市人口ランキング(2018年4月)と比較しながら、ご紹介します。
その都市の面積から人口密度を計算、よりイメージしやすくなっています!
20位:インディアナ州インディアナポリス
人口: 829,718人(アメリカの人口の0.25%)
面積: 963.5 km2(陸:945.6 km2)
人口密度:877.5人/km2
インディアナ州の州都です。
製造業、ヘルスケア産業、小売業がインディアナポリスの経済を支えています。
またNFLとNBAのチームがあり、スポーツも人気があります。
19位:テキサス州フォートワース
人口: 833,319人(アメリカの人口の0.25%)
面積: 774.1 km2(陸:757.7 km2)
人口密度:1,099.8人/km2
テキサス州北部、タラント郡にあり、州内では5番目に人口が多い都市です。
油田があり、関連の工場が多く建てられ発展しました。
また航空産業やエレクトロニクス産業も盛んです。
16位:大阪府堺市
人口: 839,310人(日本の人口の0.67%)
面積: 149.82km2
人口密度: 5,602人/km2
フォートワースと堺市は、人口は似た感じですが、面積が違い過ぎで、人口密度も5倍くらい違いますね。
堺市がエライ狭く感じます。
18位:オハイオ州コロンバス
人口: 850,106人(アメリカの人口の0.26%)
面積: 550.5 km2(陸:544.6 km2)
人口密度:1,560.9人/km2
オハイオ州の州都です。
機械工業が盛んでしたが、ホンダが進出したことで自動車工業都市にもなりました。
また国際空港や長距離バスのターミナルがあり、交通機関の中心となっています。
17位:カリフォルニア州サンフランシスコ
人口: 864,816人(アメリカの人口の0.26%)
面積: 600.6 km2(陸:121.4 km2)
人口密度:7,123.7人/km2
カリフォルニア州の北部にあり、州内では4番目に人口が多い都市です。
アルカトラズ島やゴールデン・ゲート・ブリッジなどが有名です。
ジャパンタウンがあり、日本とは縁の深い町ですが、最近は姉妹都市解消など残念な関係です。
サンフランシスコ狭いですね!
すごい人口密度です。
16位:フロリダ州ジャクソンビル
人口: 868,031人(アメリカの人口の0.27%)
面積: 2,264.6 km2(陸:1,962.6 km2)
人口密度:442.3人/km2
フロリダ州の北東部にあり、州内では1番人口が多い都市です。
1968年にした市郡合併により、人口が州内最大、面積も広くなりました。
港湾都市として発展、亜熱帯性の温暖な気候で観光業も盛んです。
15位:東京都世田谷区
人口: 903,346人(日本の人口の0.72%)
面積: 58.05km2
人口密度: 15,562人/km2
うわ、さすが東京、人口密度がスゴイです。
15位:テキサス州オースティン
人口: 931,830人(アメリカの人口の0.28%)
面積: 669.3 km2(陸:651.4 km2)
人口密度:1392.2人/km2
テキサス州中央部にあり、州都です。
州内では4番目に人口が多い都市です。
IT産業の発展が顕著で、サムスン電子、デル、インテルなどが拠点を置きシリコンヒルズと呼ばれるエリアがあります。
14位:福岡県北九州市
人口: 961,286人(日本の人口の0.76%)
面積: 491.95km2
人口密度: 1,954人/km2
13位:千葉県千葉市
人口: 971,882人(日本の人口の0.77%)
面積: 271.77km2
人口密度: 3,576人/km2
14位:カリフォルニア州サンノゼ
人口: 1,026,908人(アメリカの人口の0.31%)
面積: 466.109 km2(陸:457.201 km2)
人口密度:2,246人/km2
カリフォルニア州の北部にあり、州内では3番目に人口が多い都市です。
半導体・コンピュータ関連の産業が集まるシリコンバレーの中心都市です。
高所得者が多く、米国で最も億万長者が多い町と言われています。
12位:宮城県仙台市
人口: 1,082,159人(日本の人口の0.86%)
面積: 786.30km2
人口密度: 1,376人/km2
11位:広島県広島市
人口: 1,194,034人(日本の人口の0.95%)
面積: 906.68km2
人口密度: 1,317人/km2
10位:埼玉県さいたま市
人口: 1,263,979人(日本の人口の1.00%)
面積: 217.43km2
人口密度: 5,813人/km2
13位:テキサス州ダラス
人口: 1,300,092人(アメリカの人口の0.40%)
面積: 997.1 km2(陸:887.2 km2)
人口密度:1,465.4人/km2
テキサス州北部にあり、州内では3番目に人口が多い都市です。
石油産業、エレクトロニクス産業が盛んで、セブンイレブン発祥の地です。
また、ケネディ大統領暗殺事件で有名です。
12位:ニューヨーク州ニューヨーク市ブロンクス区
人口: 1,385,108人(アメリカの人口の0.42%)
面積: 148.7 km2(陸:108.9 km2)
人口密度:12,719人/km2
ニューヨーク州ニューヨーク市の最北端の行政区で、マンハッタン島の北東にあります。
アイルランド人、イタリア人、ユダヤ人の移民が多く、ユダヤ人区と呼ばれていました。
ギャング横行後、人口が減りましたが、その後、ヒスパニックと黒人が増え、住民地区として発展しています。
15位:東京都世田谷区
人口: 903,346人(日本の人口の0.72%)
面積: 58.05km2
人口密度: 15,562人/km2
↑比較のため再掲載。
人口密度がスゴイですが、それでも世田谷区の勝ちですね。
11位:カリフォルニア州サンディエゴ
人口: 1,394,928人(アメリカの人口の0.43%)
面積: 964.51 km2(陸:842.23 km2)
人口密度:1,656人/km2
カリフォルニア州の南部にあり、州内では2番目に人口が多い都市です。
海軍や海兵隊の基地が多く、映画「トップガン」の舞台になった基地の町です。
メキシコとの国境があり、人口の4分の1はヒスパニックとラテン系、気候は温暖です。
10位:テキサス州サンアントニオ
人口: 1,469,845人(アメリカの人口の0.45%)
面積: 1067.3 km2(陸:1,055.6 km2)
人口密度:1,392人/km2
テキサス州オースティンの南西にあり、州内では2番目に人口が多い都市です。
テキサス州西部の商業、金融、工業の中心地で、いろいろな工業が発展しています。
また、空軍基地があり、軍事基地としても重要な都市です。
9位:京都府京都市
人口: 1,475,183人(日本の人口の1.17%)
面積: 827.83km2
人口密度: 1,782人/km2
8位:神奈川県川崎市
人口: 1,475,213人(日本の人口の1.17%)
面積: 143.01km2
人口密度: 10,315人/km2
9位:ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区
人口: 1,487,536人(アメリカの人口の0.45%)
面積: 87.46 km2(陸:59.47 km2)
人口密度:25,013人/km2
ニューヨーク州ニューヨーク市、ハドソン川の中州マンハッタン島の大部分をしめる区です。
タイムズスクエアやウォール街のあるエリアで、ニューヨークと言えばここを意味します。
人種のるつぼ、ビッグアップルと言われる、様々な人種が混在する町です。
7位:兵庫県神戸市
人口: 1,537,272人(日本の人口の1.22%)
面積: 557.02km2
人口密度: 2,437人/km2
6位:福岡県福岡市
人口: 1,538,681人(日本の人口の1.22%)
面積: 343.39km2
人口密度: 4,481人/km2
8位:アリゾナ州フェニックス
人口: 1,563,025人(アメリカの人口の0.48%)
面積: 1,230.5 km2(陸:1,229.9 km2)
人口密度:1,271人/km2
アリゾナ州南中央部にあり、州都です。(全米で州都では一番人口の多い都市です。)
砂漠の真ん中に形成された都市で、太陽の谷と呼ばれ、国立公園など観光業で発展しました。
また半導体などのエレクトロニクス産業が盛んで、シリコンデザート(砂漠)の名があります。
7位:ペンシルベニア州フィラデルフィア
人口: 1,567,442人(アメリカの人口の0.48%)
面積: 367 km2(陸:347.3 km2)
人口密度:4,513人/km2
ペンシルベニア州南東部にある、世界都市の1つです。
州内では1番人口が多い都市です。
ペンシルベニア州の経済活動の中心地で、全米トップ企業の本社がここにあります。
5位:北海道札幌市
人口: 1,952,356人(日本の人口の1.55%)
面積: 1,121.26km2
人口密度: 1,741人/km2
6位:ニューヨーク州ニューヨーク市クイーンズ区
人口: 2,272,771人(アメリカの人口の0.69%)
面積: 461.0 km2(陸:282.3 km2)
人口密度:8,051人/km2
ニューヨーク州ニューヨーク市の最東の行政区で、ロングアイランド南西端のブルックリン区と隣接しています。
ニューヨーク市内では最も面積の広い行政区で、民族的多様性も一番富んでいるのが特徴です。
鉄道、バス、高速道路、橋、トンネル、フェリーが、市民の生活を便利にしています。
4位:愛知県名古屋市
人口: 2,295,638人(日本の人口の1.82%)
面積: 326.45km2
人口密度: 7,032人/km2
5位:テキサス州ヒューストン
人口: 2,296,224人(アメリカの人口の0.70%)
面積: 1,558.4 km2(陸:1,500.7 km2)
人口密度:1,530人/km2
テキサス州南東にあり、州内では1番人口が多い都市です。
石油精製、石油化学産業で成長を遂げ、医療研究機関やアメリカ航空宇宙局NASAが宇宙センターを設置したことでも有名です。
経済・産業の中枢で、世界86ヶ国が領事館を置く世界都市です。
4位:ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区
人口: 2,300,664人(アメリカの人口の0.70%)
面積: 251.0 km2(陸:182.9 km2)
人口密度:12,579人/km2
ニューヨーク州ニューヨーク市の行政区で、ロングアイランドの最西部に位置します。
行政区の中で最も人口が多く、マンハッタンとは異なる独特の文化の発信地で有名です。
ホットドッグ早食い選手権は、ブルックリンのコニーアイランドで行われています。
3位:大阪府大阪市
人口: 2,691,185人(日本の人口の2.14%)
面積: 225.21km2
人口密度: 11,950人/km2
ブルックリン区と大阪市の人口密度は、結構近いですね。
3位:イリノイ州シカゴ
人口: 2,720,546人(アメリカの人口の0.83%)
面積: 606.2 km2(陸:588.3 km2)
人口密度:4,624人/km2
イリノイ州の南西部先端にあり、州内で1番人口が多い都市です。
商業、金融、流通の重要拠点で、五大湖工業地帯の中心です。
2つのMLB、NFL、NBA、NHLと北米4大スポーツとMLSのチームがあります。
2位:神奈川県横浜市
人口: 3,724,844人(日本の人口の2.96%)
面積: 437.56km2
人口密度: 8,512人/km2
2位:カリフォルニア州ロサンゼルス
人口: 3,971,883人(アメリカの人口の1.21%)
面積: 1,301.97 km2(陸:1,213.85 km2)
人口密度:3,272人/km2
カリフォルニア州の南部にあり、州内で1番人口が多い都市です。
ビバリーヒルズ、サンタモニカ、ハリウッド、ロングビーチなどが有名です。
ディズニーランドやユニバーサルスタジオのテーマパークもあります。
広いので、人口密度もちょっと余裕がありますね。
と言っても、ヒューストンのがもっと広いですが。
1位:ニューヨーク州ニューヨーク市
人口: 8,175,133人(アメリカの人口の2.50%)
面積: 1,214.4 km2(陸:789.4 km2)
人口密度:10,356人/km2
これは、マンハッタン区、ブルックリン区、クイーンズ区、ブロンクス区、そしてスタテンアイランド区を合わせた数字です。
なので今までのランキングとダブってしまうので、正確な1位と言えないのですが、やはりニューヨーク全体の数、知りたいですよね。
なので入れて1位にしてみました!
ニューヨークは、アメリカ最大の、世界トップクラスの世界都市です。
となると、気になりますよね…、はい、東京です。
こちらも世田谷区が入っていることで、ダブってしまうので1位とは違うのですが、知りたいのはやはり丸っと全部の東京だと思うので、調べてみました!
1位:東京都
人口: 13,784,212人(日本の人口の10.96%)
面積: 2,193.96km2
人口密度: 6,283人/km2
人口ではニューヨークに負けていない東京ですが、面積でも負けていなかった。
ニューヨークの方が混んでいたんですね〜。
まとめ
アメリカ都市の人口ランキングTOP20!日本都市と比較しながら、いかがでしたでしょうか。
- 20位:インディアナ州インディアナポリス
- 19位:テキサス州フォートワース
- 18位:オハイオ州コロンバス
- 17位:カリフォルニア州サンフランシスコ
- 16位:フロリダ州ジャクソンビル
- 15位:テキサス州オースティン
- 14位:カリフォルニア州サンノゼ
- 13位:テキサス州ダラス
- 12位:ニューヨーク州ニューヨーク市ブロンクス区
- 11位:カリフォルニア州サンディエゴ
- 10位:テキサス州サンアントニオ
- 9位:ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区
- 8位:アリゾナ州フェニックス
- 7位:ペンシルベニア州フィラデルフィア
- 6位:ニューヨーク州ニューヨーク市クイーンズ区
- 5位:テキサス州ヒューストン
- 4位:ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区
- 3位:イリノイ州シカゴ
- 2位:カリフォルニア州ロサンゼルス
- 1位:ニューヨーク州ニューヨーク市
という結果でした。
ニューヨーク市はさすがでしたね。
って、ちょっとチートでしたが。
分け方の問題なので、許してください。
個人的には、地元のサンフランシスコよりもサンノゼの方が人口が多かったのが、
「へ〜〜〜」
でした。
テキサス州は5つもランクインしていて、スゴイですね。
住みやすい州なのかなあと思いました。