アメリカで人気の日本アニメランキングベスト10 [2024年冬]

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海外でも人気の日本製アニメ

2024年春になり、恒例となりました、

アメリカファンが選んだ2024年冬アニメ人気ランキングベスト10

のご紹介です。

基となっているのは、

アメリカの アニメ専門サイト 13サイト

です。(記事の最後にリンクがあります。)

  • 選ばれている数が多い6〜のサイト:ベスト3は3ポイントで4位と5位は2ポイント、以下10位まで1ポイント(順位無しは全て2ポイント)
  • 選ばれている数が少ない〜5のサイト:1位3ポイント、以下2ポイント(順位無しは全て3ポイント)

集計させていただきました。

また、いつもの様におまけで

ワーストとして選ばれていたアニメ

もご紹介します。

アメリカ人はこんなアニメが好きなのね、という意外な結果?をお楽しみ下さい。

※使われている画像はAmazon.co.jpのものです。クリックで視聴サイトに飛びます。

今回このランキングをまとめるにあたり、上がったアニメの数は32本
人気作に票が集中した印象です。

さて、お気に入りのアニメは入っているでしょうか?
10位からの発表です。

目次

10位:忍者カムイ

9ポイントで10位です。
7か所で名前が上がり、ベスト3内が1つありました。

朴性厚監督のオリジナルアニメです。
一族から逃げアメリカの田舎で偽名で暮らしていた元忍者が、裏切りから報復され、忍者に戻り一族を倒す話です。

アメリカでは2024年2月から放送が始まり、放送中です。

E&H production初の本格的シリーズであり、『MONSTERS』とのクオリティの差は歴然としている。
ジョン・ウィックにインスパイアされたことは明らかで、全エピソードが激しく華麗なアニメーションで埋め尽くされている。
アニメーションは『呪術廻戦0』以来、監督の最高傑作となった。
今作は、スタジオとしての将来性を示すものであり、単純明快なアクションを求める人を失望させることはないだろう。

9位:勇気爆発バーンブレイバーン

10ポイントで9位です。
4か所で名前が上がり、ベスト3内が3つありました。

勇気爆発バーンブレイバーン

CygamesPictures制作のオリジナルロボットアニメです。
宇宙からの侵略者とそれを阻止するスーパーロボットとパイロットの物語。

2024年1月から放送が始まり、3月に終了しました。

なんというダークホース、なんという勝利。
この作品は、一貫してワイルドで、陽気で自信に満ちている。
往年のメカアニメを彷彿とさせるおふざけと無限の興奮、ひねり、ホモエロス、熱血イケメン・ロボットのペーソスを巧みに凝縮している。
詳しくは観てのお楽しみ。
最後にもうひとつ強調しておきたいのは、脚本が最高に面白いということだ。

8位:葬送のフリーレン

13ポイントで8位です。
5か所で名前が上がり、ベスト3内は3つありました。

葬送のフリーレン

山田鐘人原作、アベツカサ作画の漫画のアニメ化です。
魔王を倒した勇者一行の後日譚を描くファンタジー。

2023年9月から放送が始まり、2024年3月に終了しました。

今期もベストアニメのトップだ。
秋よりもずっとアクション重視である一方、真に重要なのは戦いではなく、戦いの背後にあるアイデアや教訓なのだ。
後半最大のクライマックスでは哲学がぶつかり合い、フルーが世界に与える永続的な影響が、単に魔王を倒すもの以上であることが明らかになる。
今作品は、何十年も語り継がれるであろう現代の名作、ぜひ見て欲しい。

7位:薬屋のひとりごと

14ポイントで7位です。
5か所で名前が上がり、ベスト3内が4つありました。

薬屋のひとりごと

日向夏原作のライトノベルのアニメ化です。
後宮に勤める官女の中華風謎解きミステリー、ファンタジー、ラブコメ作品。

2023年10月から放送が始まり、2024年3月に終了しました。
2025年の2期放送が決定しています。

原作のライトノベルと漫画のファンなので、アニメ化を少し心配していた。
しかし幸いなことに、映像、脚本、声、音楽に至るまで、アニメ化の正しいやり方を示してくれた。
原作のトーンに見事にマッチし、特に猫猫役の悠木碧の素晴らしいボーカル・パフォーマンスで彩られたこのシリーズは、猫猫が宮廷に到着し、彼女が不本意ながらなくてはならない存在になるまでの様々な過程を描く、およそ最初の2冊のライトノベルをカバーしている。
スマートで、ゴージャスで、本当に素晴らしい作品です。

6位:ようこそ実力至上主義の教室へ S3

15ポイントで6位です。
8か所で名前が上がり、ベスト3内が3つありました。

ようこそ実力至上主義の教室へ

衣笠彰梧原作のライトノベルのアニメ化です。
完全実力主義の高校での頭脳戦、群像劇。

2024年1月から放送が始まり、3月に終了しました。

心理戦、学力テスト、退学の危機など、同じような展開が続いているが、今期は遂に綾小路の手に負えなくなりそうな難題が提示され始めた。
坂柳と一之瀬がこれまで以上に前面に押し出され、魅力的なキャラクターとなっている。
問題もある、1年生編をカバーしようとするあまり、脚色は急ピッチで進んでおり、ストーリーが駆け足になっている。
これまでのところ、一貫して素晴らしいとは言えないが、今期はこれまでで最も満足のいくものとなった。
第8話はこのアニメの最高傑作
最後も、綾小路が善人とはほど遠い人間であることを再認識させる、なかなか良い終わり方だった。

半分過ぎましたので、ワーストとして選ばれていた作品の紹介に入ります。
あくまでもそのサイトで選ばれていただけなので、ファンの方、怒らないで下さいね。

ワーストに選ばれていたアニメ

名前が挙がっていたのは8作品。
2票入っていたのが1作品、残りは全て1票です。
簡単なコメントと一緒に載せさせていただきます。

  1. 俺だけレベルアップな件(脚本に純粋に腹が立ち、ヘイトウォッチとして価値があると自分に言い聞かせながらも、だらだらと見続けるのが難しくなった)
  2. メタリックルージュ(最大の罪は2クール分以上のアイデアを1本に凝縮しようとしたことだ)
  3. 結婚指輪物語(魔法の世界は信じられないほど退屈、演出もボロボロで、下手な合成をフィルターやデジタル効果でごまかしている)
  4. 治癒魔法の間違った使い方(最もがっかりさせられた主な理由は、要点をつかむのにとても時間がかかり、最後の数話でようやく何かが起こるまで、物語を引きずっていたから)
  5. 道産子ギャルはなまらめんこい(田舎町を舞台にした肯定的な描写にうんざり、もっとこの場所を全体的に掘り下げてほしい)
  6. 百千さん家のあやかし王子(急ぎ過ぎてキャラクターを深く知る時間が足りない、あとまつ毛の色の付け方が不可解)
  7. シャングリラ・フロンティア(ストーリーの方向性が不明瞭、登場人物たちがゲームをしているのをただ見ているだけ)
  8. ダンジョン飯(架空の食べ物のフードポルノに魅力を感じない、自分には合わない)

ファンの方、すみません。

ではランキングに戻ります。

5位:マッシュル-MASHLE- S2

20ポイントで5位です。
10か所で名前が上がり、ベスト3内が3つありました。

マッシュル-MASHLE-

甲本一原作の漫画のアニメ化です。
誰もが魔法を使う世界で魔法を使えない主人公が、筋肉で活躍するシュールバトルギャグ。

2024年1月から放送が始まり、3月に終了しました。

私はアニメを観る前に原作を読んだが、このシリーズは原作のままがベストだと思う。
とは言え、アニメのジョークも今期ベストの部類に入る出来だ。
人生ゲームの話は、私のお気に入りの一つ。
Creepy Nutsの新OPは、来年のアニメアワードの最有力候補だと思わずにいられない。
全てのコメディと同様、気にいるかは人それぞれだが、私のように気に入ったら、毎週観たくなる楽しい番組だ。

4位:ゆびさきと恋々

21ポイントで4位です。
11か所で名前が上がり、ベスト3内が2つありました。

ゆびさきと恋々

森下suu原作の漫画のアニメ化です。
耳の聞こえない女子大生と大学の先輩の恋愛物語。

2024年1月から放送が始まり、3月に終了しました。

登場人物たちの温かい人柄が大好き。
最高の瞬間は彼らがただおしゃべりしてくつろいでいる時だ。
温かく掴みどころのない雰囲気は、デザインと演出によって完璧に表現されており、恋する気持ちを表現する色彩は、ヒロインと同じくらい雄弁だった。
声だけでなく、身振り手振りでキャラクターの特徴を表現しようとする努力がなされている。
この作品は隅から隅まで気持ちの良い体験ができ、元気を取り戻したい人には十分価値のあるものだ。

3位:僕の心のヤバイやつ S2

24ポイントで3位です。
10か所で名前が上がり、ベスト3内が6つありました。

僕の心のヤバイやつ

桜井のりお原作の漫画のアニメ化です。
陰キャの中二病少年と陽キャの美少女による中学生のラブコメディ。

2024年1月から放送が始まり、3月に終了しました。

手強い敵が多かった今期、このどうしようもなく愛らしく、健全なラブコメが、毎週毎週私の心を奪っていった。
最高のアニメは、単に目を楽しませてくれるだけでなく、何かを感じさせてくれるものだ。
愉快な笑い、心温まるエピソード、全てが感情のジェットコースターのような喜びだった。
この作品の凄いところは、主人公カップルだけでなく、脇役たちも皆、不器用で愚かな間違いを犯す10代の若者たちだが、その一人一人の中に、自分や友人の典型を見出すことができる。
今や私の恋愛アニメのナンバーワンだ。

2位:俺だけレベルアップな件

29ポイントで2位です。
10か所で名前が上がり、ベスト3内が9つありました。

俺だけレベルアップな件

Chugong原作の韓国の小説、漫画のアニメ化です。
現実世界に現れた異世界へのゲートと、そこでモンスターを討伐する覚醒者の物語。

2024年1月から放送が始まり、3月に終了しました。
2期制作が決定しています。

今期、最も期待されたアニメだったが、その期待に十二分に応えてくれた。
ここ数年のアニメの中でも最高のアニメーション、戦闘の振り付け、そして全体的な演出を持ち、その結果、脚本の欠点を補って余りある映像的スペクタクルを生み出している。
この作品がこれほど面白いのは、RPGの仕組みを取り入れているからだ。
レイド、ギルド、戦利品など、すべてがこのアニメの世界には欠かせないもの、それだけでなく、主人公が覚醒した後、生活全体がゲーム的なものになる。
パワー・ファンタジーであることは確かだが、魅力的な世界観と、A-1 Picturesによる見事なアニメーションで、うまく表現されている。

1位:ダンジョン飯

30ポイントで1位です。
15か所で名前が上がり、ベスト3内が4つありました。

ダンジョン飯

九井諒子原作の漫画のアニメ化です。
モンスターを料理しながらダンジョンを踏破していくグルメ・ファンタジー。

2024年1月から放送が始まり、放送中です。

今シーズンで最も楽しく、興味深く、見ごたえのある作品だった。
食べ物に焦点を当てた当初のお決まりの展開が一段落すると、世界観の構築に新たな側面が導入され大幅に再構成された。
それに慣れるやいなや、新たなキャラクターが登場し、世界は想像をはるかに超える複雑なものとなる。
あるエピソードでは奇妙なものを食べる話ばかりなのに、次のエピソードでは陰鬱な人物ドラマになったり、スリリングなエピソード長編アクションになったり、あるいはダーク・ファンタジーへの恐ろしくも魅惑的な旅になったりもする。
全体として完成度が高く、今年のベスト・オブ・ザ・イヤーの有力候補だ。

参考サイト:
ANIME NEWS NETWORK liveChart.me AnimeCorner
anime planet MyAnimeList GAMERANT AC /Film 
Ranker SCREEN RANT PASTE COMICBOOK
DEXERTO

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プライムメンバーなら無料のものも多いです^^
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まとめ

アメリカで人気の日本アニメランキングベスト10 [2024年冬]、いかがでしたでしょうか。

  • 10位(9ポイント):忍者カムイ
  • 9位(10ポイント):勇気爆発バーンブレイバーン
  • 8位(13ポイント):葬送のフリーレン
  • 7位(14ポイント):薬屋のひとりごと
  • 6位(15ポイント):ようこそ実力至上主義の教室へ S3
  • 5位(20ポイント):マッシュル-MASHLE- S2
  • 4位(21ポイント):ゆびさきと恋々
  • 3位(24ポイント):僕の心のヤバイやつ
  • 2位(29ポイント):俺だけレベルアップな件
  • 1位(30ポイント):ダンジョン飯

という結果でした。

ポイントの計算の仕方によって、多少前後してしまうので、大体の感じで見ていただけると幸いです。

ちなみに次点は、7ポイントで

  • 月が導く異世界道中 第二幕
  • キングダム S5

の2作品でした。

フリーレンの順位の低さには驚きましたが、秋アニメと認識されて除外されたところが多かったようです。
忍者カムイもいつか観てみたいです。

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